大石彩加講師の論文及び報告書が、東京音大リポジトリに掲載されました。
大石講師のコメントです。
御木本メソッドは、小学 2年生の時から学んできました。現在は認定講師として指導にあたりながら、音楽教育学の博士課程で19世紀ドイツのピアノ奏法理論を研究しています。この度、日本のピアノ教育における奏法指導の歴史的変遷を分析した論文と、御木本メソッドと19世紀の奏法理論との関係を考察した論文の2本を発表しました。
時代も国も全く異なる2つの理論が、身体の使い方という同じ問いに驚く程似た答えを出していることに気付いたとき、研究者としての視点と演奏者としての体験が初めて結び付いた気がしました。山本先生には演奏に関してご指導いただくだけでなく、今回の論文執筆においても研究上の問いに多くのヒントをいただきました。理論と身体感覚が繋がる瞬間の面白さを、これからも研究や指導を通じて伝えていけたらと思っています。

今後のご活躍を心よりお祈りいたします。
